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1日ではわずかでも 10年では1年分の差になる
 
楊 榮展(ヨウ ) 医学博士
 
台湾で生まれる。専門分野は骨代謝。カナダのヨーク・メディカル・インスティチュート・ディレクター。生活習慣によって、健康状態が大きく影響されることに注目。特にカルシウムの充足度がその中でも最も大きいことに気づき、現在ではカナダ、日本、台湾、中国でカルシウムの伝道師として活躍中。
 
 

手洗いとカルシウム補給で免疫管理を。

今回の新型インフルエンザは繁殖力がとても強いので、用心しなければなりません。
マスクやうがい、手洗いは予防には大切です。特に手はよく洗ってください。
そもそもウイルスは空気に弱く、空中に漂ってはいません。
だ液や液体について繁殖するので、咳やくしゃみの飛沫に接しなければ感染はまぬがれます。

かかる人とかからない人の違いは、もともとの体力や抵抗力の違いによるものですが、
その主な要因としてカルシウムを充分に摂取しているかが影響します。
カルシウムは体内のウイルスや菌の情報を免疫に伝達する役目をしているので、
血中カルシウム濃度を常に正常範囲内に保つことが必要不可欠な条件となります。
カルシウムの摂取量が不足すると、血中カルシウム濃度が下がり骨から流出するカルシウムが大量になって
正しい情報を伝えられず、免疫機能が正常に保てなくなります。
カルシウムをきちんと摂って、このような状態にならないようにすることがとても重要です。

ご年配の方は食がほそくなるにつれ、カルシウムの不足率が高くなります。
これからの季節は、通常のインフルエンザも重なりますので、
特にカルシウムの摂取を心がけて注意する必要があります。



免疫力のためには、どんなことをするといいですか?


免疫力を高めるには、体のメンテナンスも大切です。
精神的なストレスを受けやすい胃腸の環境を整えるマッサージをしたり、
体の末端にある手足の爪の生えぎわをもんで血行をよくしたり、鼻で呼吸することも効果的です。
鼻呼吸はほこりや雑菌の侵入を防ぎ、吸った冷たい空気を中の副鼻腔を通すことで体温と同じくらいに温め、
適度な湿り気も含んで肺に送ります。私たちの体は、自分でコントロールしなくても機能的に働いてくれるので、
いたわるとさらに健康的に活動してくれるでしょう。




子どもに「ユニカル カルシウム」を飲ませようと思います。何歳くらいからがいいのでしょうか。


3歳以上でしたら、大人と同じように摂っていただいて大丈夫です。
3歳以下でしたら、大人の半分が適量。飲み方のアドバイスとしては、
血中カルシウム濃度を一定に保っておくことが重要なので、夜寝る前に補給しておくと、
汗をかいて消耗しても補うことができます。これは大人にも言えることなので、
健康な人でも寝る前に1袋飲んでおくといいでしょう。
カルシウムを充分に摂ると、睡眠中に交感神経 (※)を刺激するPTH(副甲状腺ホルモン)の分泌がなく、
よい眠りがもたらされます。

※交感神経:心拍数を上げたり、瞳孔の拡張など興奮するときに働く神経。