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Calcium People(カルシウム ピープル)(第2回) / 江上料理学院副院長 江上佳奈美さんにインタビュー

Q

生徒さんに、カルシウム摂取についてアドバイスをされることはありますか。

A 女性の方が多いので、カルシウムは意識的に摂るよう勧めることが多いですね。特に骨粗鬆症が気になり始める年代の方は、だんだん食が細くなる年齢でもあるので、効率的にカルシウムを摂れる食材や料理を積極的に提案するようにしています。
Q

例えば、どんな食材や料理がお勧めですか。

A 摂取効率がいい食材は、よく知られているとおり乳製品です。牛乳が苦手なら、チーズ、ヨーグルト、スキムミルクなどで代替してもいいですよ。魚なら骨も一緒に食べられるようにつみれにしたり、桜えびなら粉末にして料理の隠し味に入れれば、食べやすいカルシウム食になりますね。それから、カルシウムはビタミンDやクエン酸と一緒に摂ると体内に吸収されやすくなるので、生鮭や日光に当てた干し椎茸、梅干や柑橘類などと食べ合わせるのもお勧めです。
Q

逆に、カルシウムの吸収を妨げる食品というのもあるのでしょうか。

A リン酸を大量に摂ると、カルシウムの体内吸収が悪くなります。リン酸はスナック菓子やインスタント食品などに保存料として多用されているので、食べすぎは禁物。牛乳を飲みながらポテトチップスをボリボリ食べているようでは、せっかくのカルシウムも身になりませんよ。
Q

ご自身の育児経験のなかで、お子さんのカルシウム摂取について気をつけていたことはありますか?

A 食生活面はもちろんですが、公園に連れて行くなど外で身体を動かす機会を多く作るよう心がけていました。適度に太陽の光を浴びることは、カルシウムの吸収を高めるビタミンDの合成に役立ちますし、なにより、身体を動かすことは、強い骨を作るための基礎になりますからね。
Q

高齢化社会へ向けて、骨粗鬆症予防のためのアドバイスはありますか。

A キッチン写真定期的な骨密度検査で、自分の骨の状態を把握しておくことは大事だと思っています。それから、適度な運動と、やはり毎日の食生活。丈夫な骨は毎日の積み重ねですから、危ない、と思ってから気をつけたのでは遅いのです。私の母は昔から冷蔵庫の中に必ずチーズを常備しておくくらいのチーズ好き。そのおかげもあってか、転んで切り傷はあっても骨折はしない、という強靭な骨の持ち主です。高齢になってからの骨折は生活の質を低下させる大きな原因になるので、私も母を見習って、チーズのある日常を心がけたいと思います(笑)。また、食事だけでは十分なカルシウムを採ることは困難と思いますので、吸収の良いカルシウムを摂ることも大切ですね。
江上佳奈美 写真
江上料理学院
住所 東京都新宿区市谷左内町21番地
TEL 03-3269-0281
URL http://www.egami-cooking.co.jp/
副院長 江上佳奈美
プロフィール 学習院大学仏文科卒。パリ「コルドンブルー料理学校」グランディプロム取得。フランス鑑評騎士の会会員。現在、江上料理学院副院長。TV出演他、『ワインのおかず(柴田書店)』など著書多数。
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